当アトリエルームは、スクロールフリーとなっております。
どうぞごゆっくり、心ゆくまで『幻のセールスマン』の世界をお楽しみ下さいませ。
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今年も追加企画！！
幻アトリエルーム 特別公開 『 最 後 の 刈 り 入 れ 人 物 図 解 』
こちらの特設コーナーでは、『最後の刈り入れ』に描かれた人物像を、
その貴重なクローズショット（未公開）を踏まえて分析・紹介致します☆
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未来公社専務理事 田沼意次 （ 今村洋一 ）
本名は浜島庄兵衛（はましましょうべえ）。
浮世絵テロリスト集団・白波の親玉。日本駄衛門として、世間を脅かす。
父親が浮世絵師であったが、未来公社による粛正によって死亡。
そのため、とある名もない会社員の息子の予想図を盗み、田沼と名乗る。
陽明学を好む。ストイックな求道者か、それともアナーキーな破壊者か。
株式会社ホワイトウェイブ 経理担当 赤星十三郎 （ 柴やお ）
浮世絵師集団・白波の色事担当、赤星。女性を口説くためなら何でも盗み取る。
もともとはＳＥ出身だが、会社が潰れて失意、ネットで出会った女性と
心中を試みるが、飽きたので途中で放棄、浮世絵師集団に参加する。
株式会社ホワイトウェイブ 在庫管理担当 南郷力丸 （ 岡田曜 ）
もともとは漁師であったが、海上でシージャックに襲われ、逆に腕を見込まれ
シージャック生活を送る。しかし原油価格高騰により解雇され、
ヒッチハイク中に車で研修旅行に来ていた白波ご一行に拾われる。
古郷の漁村に、想い人を残して来たとか、こないとか。
株式会社ホワイトウェイブ 営業担当 忠信利平 （ 柳生玄十郎 ）
ホワイトウェイブの鉄砲玉かつ先輩格。修学旅行中に人生の道を大きく踏み外し、
そのままスケッチ旅行と盗人生活をスタート。喧嘩も酒も大好きなアニキだが、
実はメンバー中、一番奥手なのかもしれない。
町医者 杉田玄白 （ 遠藤典史 ）
日本駄衛門である、浜島と幼なじみである。いつも通りでガキ大将の浜島に
いじめられつつ面倒を見られていた。貧しいながらもエド医科大学を出て
診療所を開こうとする努力家。ヴェニスエレクトロニクスのポシアのファン。
徳山 （ 江前陽平 ）
史実にて日本駄衛門を捕らえた徳山左衛門に由来する。
物語ではエドに暮らす、ノンキャリア役人。エド門大学の文学部美術史専攻。
予想図の図像学に惹かれて未来公社に入社。結果、窓際的ポジションに。
ミヨシとは大学で出会う。
ミヨシ／ブリトニー （ 小宮山知子 ）
未来公社のコールセンター勤務。エド門大学にて出会った徳山と恋仲であったが、
未来公社の危機により破局。祖父、祖母が浮世絵の絵師であったため、
本人も絵画に興味あり。玉の輿願望も強し。
ワインハウス （ 石田恭子 劇団 PHATOS PACK ）
未来公社コールセンター勤務。酒とパンクロックと男を愛する女。
めっぽう強気だが、案外少女な一面もある。バンドをやっていたが、
メンバーともめて解散。人付き合いは苦手だが、同僚のミヨシやニコールとなぜか気が合う。
ニコール （ 諸川舞 ）
コールセンター３人組の中で一番の保守派。整理整頓好き。漫画好き。
奥手で彼氏はいないが、使命や役割に燃えるタイプである。
好きな哲学者はプラトン。
松平定信 （ 吉川亨 ）
未来公社総務部長。コメシゲ総裁の血縁者。朱子学を学ぶ。
精緻なデッサン力、また恐ろしいまでの抽象画が得意である。
実はボディビルをしているため、怪力でもある。
コノハナ （ 大久保見名子 ）
未来公社副総裁。コメシゲに愛され、彼と共にエドの未来を支える。
コメシゲの描く人物の大半はコノハナをモデルに描かれている。
木花咲耶姫（このはなさくやひめ）が由来。
アントニオ （ 柴田貴輝 ）
ヴェニスの商人。ポシアのトンチによって命を救われ、心臓を切り取られずに済む。
冒険とロマン、そして陰謀に長けているが、抜け目があるラテンな性格。
ヴェニスのみならずエドを手中に収めようと目論む野心家。
侍女 （ 平野直美 流山児★事務所 ）
マルガリエット・ソンドハイム・エマニュエルという名を持つが、本人も時々忘れる程。
ヴェニスエレクトロニクスに入社以来、アントニオにこき使われるが、
実は激しい恋心を抱いている。ポシアに嫉妬と怨念を燃やす。
ポシア （ 青山友里恵 ）
ヴェニスの貴族の娘。生まれながらのセレブだが、アントニオに惚れられ
ヴェニスエレクトロニクスのモデルとなる。超ど級のワガママで有名。
シャイロックとの裁判では、アントニオに指示され裁判官に変相。
偽の判決を下し、アントニオの死刑を回避させる。
宵まち子 （ 松倉かおり ノアノオモチャバコ）
田沼の元・恋人。カフェバー宵待草を女手一つで切り盛りする。
田沼より買った予想図の未来を信じて待ち続ける。
何人もの男が言いよるが、それを理由に断る。独身である。
ジン （ 横山大地 ）
コメシゲの自画像から産まれた肉塊。胸に切り取られえぐられた大きな傷がある。
ミケランジェロ『最後の審判』における、聖人バルトロメイの持つ
皮となった人間がモデルである。お酒はジントニックが好物である。
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以上、特別企画展示でした！『 幻のセールスマン 』の世界、
お楽しみ頂けたでしょうか。ぜひ皆様と、また劇場にてお会いできますように！
本日は、『 幻アトリエルーム 』への御入室、誠にありがとうございました！
舞台芸術集団 地下空港 一同
phtotograph: CHINATSU KATO
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